英語のリスニング力をつけるには海外ドラマを使うべき理由

英語の勉強に海外ドラマをおすすめする人はたくさんいます。
でもなぜ海外ドラマなのでしょうか。

理由はたくさんありますが、1個だけ挙げるとしたら英語力を身に付ける上でキーとなるリスニング力を上げる唯一の方法が海外ドラマだからです。

具体的に見ていきましょう。

普通のリスニング勉強法と海外ドラマのリスニング勉強法の違い

英語の勉強で一番大きな壁となるのはリスニングです。
リスニング力は、英語ができる人とできない人の大きな差になっています。

このリスニング力、簡単には上がりません。

リスニング力を上げるには、ひたすら英語を聞きまくるしかないです。

それもただ聞き流すのではダメで、理解しながら聞くことが大事です。

なのでリスニング力は、理解できるレベルの英語を膨大な量聞いているとだんだん上がっていきます。

英語のリスニング教材はたくさんありますが、ほとんどの教材が同じ音声を何回も繰り返し聞くことを推奨してます。

これはリスニング力を上げる上で大変合理的ではあるんですが、現実的ではありません。
なぜなら、すぐに飽きてしまうからです。

同じ音声を何回も繰り返し聞くことは、確かにリスニング力を上げます。
それがわかっていても、人間には無理です。

私の場合、同じ音声を3回聞く頃には、脳はその音を雑音として処理して、勝手に考え事を始めてしまいます。

なので世間一般の英語のリスニングの勉強法は、続かないのが普通です。

だから海外ドラマなんです。
海外ドラマは何回も見れるほど面白いです。

少なくとも海外ドラマは3回見ても雑音にはならず、脳はちゃんと会話として処理してくれます。

それに海外ドラマは登場人物が毎回ほぼ同じで口癖も同じなので、たとえシリーズを進めながら見てもまったく同じ音声を何回も聞くのと似たような効果が得られます。

さらに海外ドラマにはストーリーがあるので続きが気になって、ついつい夜更かししてしまうくらいで、飽きることはありません。

つまり、海外ドラマは従来の英語のリスニングの勉強法の致命的な欠点を克服した勉強法なのです。

何回も聞かないとなかなか上がらないリスニング力をつけるには、何回聞いても飽きないリスニング素材を使うことが絶対に必要ですから。

海外ドラマは一見、非効率に見えますが、実は超効率的なリスニング教材なんです。
個人的には海外ドラマ以上のリスニング教材はないと断言します。