英語の勉強に海外ドラマを使う方法が最近一般的になってきているようです。
ですがなぜ海外ドラマを使うといいのかは理解してますか?
英語の勉強に海外ドラマを使うといい理由を解説したいと思います。
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英語の勉強に海外ドラマを絶対的におすすめする4つの理由
英語の勉強に海外ドラマをおすすめする理由は以下の4つです。
- リアルに使われる日常表現が豊富
- ネイティブスピードで英語を理解することに慣れれる
- リスニング、リーディング、スピーキング力をバランスよく身に付けられる
- 楽しいので継続しやすい
リアルに使われる日常表現が豊富
海外ドラマが英語の勉強に向いてるもっとも大きな理由の一つ。
それはリアルにアメリカ社会で話されている英語が聞けることです。
英語の日常会話を学ぶ教材はたくさんあるので、そういう教材でも日常表現は学べます。
でも海外ドラマほどのリアルな描写付きで、登場人物の感情がこもった状態では学べません。
言葉は感情が乗るか乗らないかで大きく変わります。
教科書でIm hungryと書かれてるのを読むのと、ドラマの中でお腹を空かせた主人公が顔を歪めながらIm hungryと呟くのを見るのとでは、頭に入ってくる情報量が違います。
教科書や参考書の英語は他人事みたいで覚えにくいですが、海外ドラマに出てくる英語は生き生きとしていて、覚えやすいです。
また、海外ドラマでは教科書や参考書には出てこないようなスラングや、省略形の言い方が出てきます。
実際にアメリカに行ったらみんな省略するしスラング使いまくるので、現地で英会話できるようになりたい人は教科書捨てて海外ドラマ見た方がいいのです。
- What the fuck! なんだよ!
- Stupid…バカみたい
- Bull shit! くそ!
- Son of a bitch! くそ野郎!
- Fuck you! 死ね!
こういう汚い言葉は海外ドラマでしか学べません。
が、実際に現地ではしょっちゅう使われてる言葉なので知らないと困ります。
ネイティブスピードで英語を理解することに慣れれる
海外ドラマが英語の勉強に向いてるもっとも大きな理由のもうひとつがこれです。
英語は速いです。
速いのが普通の言語なんで仕方ないですが、マジで速いです。
ぶっちゃけこのスピードを海外ドラマ使わずに身に付けるのは非常に困難です。
よく海外に留学すれば英語は自然とわかるようになると勘違いする人がいますが、残念ながらそれは間違いです。
英語が苦手な人が何年アメリカに住もうが、英語はわかるようになりません。
英語がある程度得意な人ですら無理です。
ネイティブの英語のスピードに頭が慣れる前に帰国する人が大半です。
海外に1年程度行って英語ができるようになる人はほんの一握りらしいですが、これができるのは
- 現地で彼氏彼女ができて毎日英語でしゃべりまくってた人
- 海外渡航前、渡航後に海外ドラマによる英語学習をした人
の2パターンだけといってもいいと思います。
これはそう簡単にネイティブスピードの英語に耳が慣れないってことことです。
実はネイティブの英語は速いだけじゃないんです。
うねりますし、つながります。
どういうこよかというと、単語の前後の文章の音によって発音が微妙に変わります。
つまり同じ単語でも場面場面で発音変わるんです。
こんなん暗記してもキリがないので膨大な量聞いて慣れるしかないです。
また現地で実際に話される英語は、TOEICのリスニングに出てくるようなキレイな英語ではありません。
地域による訛りもあれば人による違いもありますが、TOEICなどの英語と比べるとめちゃめちゃうねって聞こえるでしょう。
速いのに加えて変化も激しい英語は、膨大な量を聞いて慣れなければ絶対に聞こえるようになりません。
そんな自然な英語を膨大な量聞くのにもっとも適している教材が、海外ドラマなのです。
リスニング、リーディング、スピーキング力をバランスよく身に付けられる
海外ドラマで英語学習と聞くと、リスニング力の向上を考えて取り入れる人が多いです。
確かに海外ドラマはリスニング教材として最適です。
でも英語学習初期段階では、リーディング教材としても超優秀なんです。
その理由を解説しましょう。
海外ドラマがリーディング教材としても優れている理由
そもそもの話なんですが、海外ドラマをリスニング教材として使おうとしてる人は、ネイティブの会話スピードで英語が読めますか?
英語の勉強には順番があります。
まず読めない英語は聞き取れません。
これと同じ理屈で、読めないスピードの英語を聞いても理解のスピードがついていけないので聞いて理解することはできません。
海外ドラマで英語を学ぼうとする人のほとんどはいきなりリスニングを英語音声なしで聞き取ろうとする人が多いですが、順番が違います。
まずネイティブスピードで英語字幕を読めるようになるのが先です。
これができない人がいくら海外ドラマを観まくっても効率が悪いです。
なので私の教える海外ドラマ英語学習法では、まずリーディングを徹底的にやります。
リスニングはリーディングができてから、あるいはリーディングをやってるうちに自然とできてくるのが理想です。
つまり海外ドラマをリスニング教材として、というよりはリーディング教材として使うんですね。
その方が効率的だからです。
読めない英語は聞き取れませんので、リスニングから入ってもしょうがないんです。
しかしリーディングやってるうちにリスニングは自然と身に付きますし、リスニングやってるうちにスピーキングは自然と身に付きます。
なので
- リーディング
- リスニング
- スピーキング
↓
↓
という順番で勉強するのがもっとも効率的で、速く英語が身に付くんですが、海外ドラマはこれら全部を一貫して学べるので非常に費用対効果が高いと思います。
楽しいので継続しやすい
最後に、海外ドラマのいいところは、ドラマが楽しいので英語学習を継続しやすいことです。
英語学習は膨大な量をインプットすることが大切です。
特にリスニング力をつけるにはそれ以外に方法はありません。
でもニュース英語とか、英語の学習教材の英語を膨大な量聞くことは拷問です。
私自身、海外ドラマを教材として取り入れる前に、某有名英語教材、音読パッケージを使いました。
その結果、挫折を繰り返し、なかなか英語学習が続きませんでした。
その後海外ドラマを教材として取り入れた結果、毎日3時間以上の学習を3ヶ月間継続することができ、英語力が一気に上がりました。
ドラマというのはストーリーがあって続きが気になるので、ついつい次の話を観たくなるものです。
中でもアメリカのドラマはこの傾向がさらに強く、中毒性があるくらいです。
なので今まで英語の勉強をしようとして挫折してきた人でも、海外ドラマなら続けられます。
海外ドラマほど継続しやすい英語学習法はこの世にないと言っても過言ではないでしょう。
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まとめ
海外ドラマは
- リアルに使われる日常表現が豊富
- ネイティブスピードで英語を理解することに慣れれる
- リスニング、リーディング、スピーキング力をバランスよく身に付けられる
- 楽しいので継続しやすい
という4つの理由で英語学習教材として非常に優れています。
正直、海外ドラマ以上に使える英語教材はないです。
本気で英語を身に付けたい人は海外ドラマを使いましょう。
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